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ボーン・アルティメイタム [映画感想 は行]

BOURNE0001.jpg映画タイトル:ボーン・アルティメイタム
初公開年月 :2007/11/10
監督:ポール・グリーングラス
脚本:トニー・ギルロイ スコット・Z・バーンズ ジョージ・ノルフィ

出演:マット・デイモン      ジュリア・スタイルズ
    デヴィッド・ストラザーン  コリン・スティントン
    ジョーン・アレン 他

<あらすじは:映画ONLINE参照>

CIAの極秘計画“トレッドストーン”によって過去の記憶を消され、
究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン。
彼はその過去の断片を辿りながら、全てを明らかにしようと奔走していた。
そんなある日、イギリスの大手新聞ガーディアンにボーンの記事が載る。


その担当記者ロスが、CIAの内部告発に基づいて、トレッドストーンのアップグレードとなる
“ブラックブライアー”という計画に関する取材を進めていたのだった。
ロンドン支局からその情報を聞いたニューヨークのCIA対テロ極秘調査局長ヴォーゼンは、
ただちに現地要員へロスの監視と尾行を指示。
また同じ頃、この新聞を目にしたボーンもロンドンへ飛び、監視を巧みにかわしながら
ロスと接触するのだが…。

※以下からネタバレ必須です。※
■記述日:2010.5.1(土)~ 2010.5.8(土)■

さて。久しぶりのブログである。
ゴールデンウィークなのだから、映画の1本でも鑑賞するかな・・と
思っていたのだが、なんだか野暮用が入ったり、人と会ったりしているうちに
あれよあれよ・・と映画館へいかずじまいで終わってしまった。。(^^;)アリャリャ。

というわけで、本日は4/30に私のお気に入りDVD棚から一つまみして鑑賞した
大好物俳優マット・デイモン主演の大ヒット作品、『ボーン・アルティメイタム』を
お題にすることにした。

過去の記憶を失っても、CIA暗殺者仕込の超人的な心肺能力と戦闘能力、
そして頭脳を兼ね備えたジェイソン・ボーンの己の記憶を辿る旅もこれが最終章。


やーん♪格好いいっ!大好きですがなっ。(^▽^)ウキャキャキャキャ♪

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まぁ私の黄色い声は横においといて・・さっそく感想をはじめよう。

で、この映画は良くも悪くも鑑賞してすぐに、誰がボーンの味方になってくれるか・・とか、
もしくは悪役がでてきた瞬間に、コイツ悪者だな・・とすぐにわかるように出来ている。

今回のCIA職員悪役ご一行様。映像に出た瞬間からワルの匂いがプンプンする。(笑)

左 :ヨーロッパ&アフリカetcのCIAの暗殺計画の全てを知るニール・ダニエルズ。
中央:ニューヨークのCIA対テロ極秘調査局長ヴォーゼン
右 :CIA局長のエズラ・クレイマー

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この悪役のキャスティングはすごい名助演俳優でたちで散りばめてある。
特に真ん中の、ヴォーゼン役のデヴィッド・ストラザーンなんて、
演じる役ごとに、昔の役を捨てて完全な別人になってくるしっ!( ̄  ̄)b゙ウン!!
右のCIA局長のエズラ・クレイマーのスコット・グレンも、上手いんだよd( ̄∇ ̄)゙ネッ!!

そして最終章のこのアルティメイタムでは、主人公のボーンと人との関わりが
前2作に比べて深く描かれているような気がした。

たとえばCIAの極秘計画“トレッドストーン”を取材するうちに、
ボーンとも関わりを持つ新聞記者のロスやら。

彼は憐れ・・ボーンの懸命の協力があったにも関わらず、
CIAから知ってはならぬ情報をもっているとみなされ、掃除屋(暗殺者)に殺られ、
早々に鬼門に入るけれども、逃亡劇はスリル感がたまらない。

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それからスペインのバルセロナでは、ニール・ダニエルズを追ってやってきた
ボーンとCIA職員のニッキー・パーソンの再会と協力が描かれたり。

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また最終決戦?となるニューヨークでは、かってはボーンを容疑者として追っていた
CIA局員のパメラ・ランディーとの互いの頭脳を信頼あう、CIAの悪者退治劇!が観れて
デキル女たちを演じる女優陣たちの見所が満載だ。

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何よりかにより、女性を絡めておきながら、まったく色恋沙汰をゼロ!にしているのは、
ビックリだ。そこがまた、この映画のお気に入りの理由なんだけどねぇ。

そして今回も、ボーンの体力と頭脳が、CIAを相手におおいに発揮して、
見所もハラハラ度も充分するぎるくらいにある。

もちろん敵方になるCIAもいつになく!頑張っておりますよ。
(ボーンに効き目がないだけで、毎回ガンバッテいるにはいるっ!)

最新鋭のコンピューターに・・
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・・公共の場所はCIAが管理してるのっ?
と思えるくらい、好き放題に操ってますがなっ!(笑)


それからっ・・容疑者を捕捉するための、おっかないお薬の存在。←今回初登場(笑)

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そしてボーンシリーズでは、毎度おなじみの掃除屋(暗殺者)まで、お持ちでいらっしゃるCIA。
アルティメイタムでは2人の掃除人がでてくるのだけれども、
この掃除屋(暗殺者)さんとボーンの肉弾戦は、手に汗を握りますがな。

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映画の中でも私てきには、一番のクライマックスといってもいい感じだ。

場所もモロッコ、タンジール・・と、こってるしね。
あぁ・・西洋と東洋のまじわるモロッコ♪
行ったことはないけれども、妖しげな匂いを想像してしまう。

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勾配のきつい狭い道、エキゾティックな建物の間を
掃除屋(暗殺者)はCIAの命を受けて、まずはニッキーの命を狙ってつけまわし

その暗殺者を建物の屋上から追って、
ボーンは人間業とは思えぬジャンプっを次々と披露!

下記のシーンは予告編やCMでもおなじみでしたね。

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そして、間髪をいれずに掃除屋とボーンの肉弾戦!である。

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これはね、計算されつくされたであろう撮影& シーンだと思う。
狭い空間(風呂&トイレ)でくりだされる、格闘はあくまでシンプル!
しかし緊張感は満載!

殴りあう音、家具や壁の壊れる激しい音が画面を占領して、
かなり息を飲む素手同士のFight!だったから、もうコレがみれた段階で、
もう大満足の絶頂!状態なってしまって、あとに続くボーンが誕生したいわれは、
どちらでもよくなってしまった自分。ごめんよっボーン!m(*- -*)m。

もうここまで描けば、これ以上面白いことはこの映画では起こらないんじゃない?
と勝手ながら思ってしまったのだ。

だから、いよいよボーン・シリーズの大円団!舞台をNYに移してからの
カーアクション(もうこれはおなじみですな。)に飽きちゃったなぁ・・(汗)
と呟いたり。orz...スミマセン偉そうにいってますねっ。撮影!大変だったでしょうに!

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で、そのままダラダラと飽きる感じが続くのかな?と甘くふんでいたら、
ボーンの味方となって動いてくれる、CIA情報部員パメラ・ランディの才覚にシビレ。(^^;)

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そしてまたある時は、
ボーンの敵となって登場したCIA局長、ヴォーゼンの煩悩と愚かさに苦笑したりと(^m^)フフフ

けっこう終盤もガンバッテ!この映画は観客をスクリーンに釘付けにしてゆく。


そして明らかにされる、CIAのブラック・ブライアー作戦&トレッドストーン。

BOURNE029.jpg

でも、この作戦の全容は観客が、あっ!と驚くほどの内容ではなかったと思うなぁ。

ついでに、ボーンの誕生秘話・・何故にボーンがCIAの暗殺者となったのか?も、
恐ろしいまでにシンプルな理由だったのには、逆にかなりビックリ!(◎◎)だった。

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ようはね、
CIAの暗殺者に志願したのはσ(▼▼;)おれ

この任務にためらいをみせなかったのは(▼▼;)σ オマエ エ・・σ( ̄。 ̄) オレ?

という結末はどうなんだろうなぁ・


いや・・3作・・面白かったですよ。本当に!!!! (* ̄ ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄)フッ

アクションあり!頭脳戦あり!

ボーンの行動力! を 応援しっ! フレーヾ( ̄0 ̄ゞ)( 尸ー ̄)尸_フレー

ボーンの能力! に 感心し!   ((o( ̄ー ̄)o)) ワクワク

ボーンの頭脳! に トキメキ!  ホレちゃう!.....ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪

な、3部作。ワタクシ!懸命にボーンを追わせていただきましたが、

でも意外に物語の全容やら結末は、シンプルなのねぇ。(^^;;;;)大汗。

しかし、物語の根っこがシンプルであるがゆえに、逆にアクションやら
CIAとボーンの頭脳戦が映えるのかもしれないしねぇ。

これでボーンの誕生まで複雑で込入ったストーリーだったら、
私の頭が映画についてゆけなかったかもしれない。な・・と思ったりもした。
マット・デイモンのファンだからレビューが甘くなるのかなぁ?(笑)

うーむ。まぁ、誰にでも楽しめるアクション映画だと思う。
観たことがないかたには、かなりお薦めできますがな。

私は、この映画が好きで、次に何が起こるかわかるまで、鑑賞しちゃっているのだけれど、
それでもなお!観ていて楽しいところが、このボーンシリーズのスゴイところでしょう。


最後に宣伝。

ほめたり、けなしたり、したけれど、
3部作ともお薦めだし、シリーズ3部作、全部観て欲しいなっ。

言わずとしれた1作目。

ボーン・アイデンティティー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD




言わずとしれた2作目


ボーン・スプレマシー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD



そして今回の感想であげた3作目。


ボーン・アルティメイタム 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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書き忘れですがな。(笑)

5月14日からは、アルティメイタムと同じく主演にマット・デイモン、
監督にポール・グリーングラスを配した『グリーン・ゾーン』も公開される。

ボーンとはまた別の顔をみせた作品になるのか・・
それとも、ボーンっぽい映画になるのか、かなり気になるところですな。
公開が楽しみだ。


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コメント 2

hash

こんばんは。
>計算されつくされた
ここがP・グリーングラス監督の凄いところですね。
彼の演出を真似た作品は多々ありますが、見た目において、その差は歴然という感じがします。
by hash (2010-05-09 23:44) 

まなてぃ

こんばんは、hashさん、nice&コメントどうもありがとう。

計算されつくしたからこそ、ケガもなく、あんなに狭い場所での
格闘シーンが可能になったんじゃあないかな・・・と、私も思います。
もう観ていてハラハラしましたねぇ。

>彼の演出を真似た作品は多々ありますが

そうですねぇ。007の慰めの報酬の、カーチェイスは、
パクパクっ!て、パクってる?とか・・私はちょっと感じたりなんか
しましたけどねっ。(笑)
by まなてぃ (2010-05-11 18:51) 

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