パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト [映画感想 は行]
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: DVD
映画タイトル:パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
初公開年月 : 2006/07/22/
監督: ゴア・ヴァービンスキー
脚本: テッド・エリオット テリー・ロッシオ
出演: ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ 他
■2006.7.15(土) 本日の一言■
先行上映で、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を
観に出かける。映画館は凄い人ごみ、下は小学生(高学年)からご年配の方々まで。
ジャック・スパロウの人気に呆気にとられるばかりである。(⌒▽⌒;)
あらすじは以下のような感じ。
呪われた海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長に戻った
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だったが、ここのところ以前のような冴えが
影をひそめだし、海賊仲間たちも疑問顔。
ジャック・スパロウは13年前に、呪われた幽霊船の船長デイヴィ・ジョーンズと
ブラックパール号を手に入れるのと引き換えに、魂を渡す血の契約をしていたのだった。
そうして13年の月日がたち、魂を渡す刻限が近づいてきてた。
一方、ジャックを助けた鍛冶屋の青年ウィル(オーランド・ブルーム)と
総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、ポートロイヤルで結婚式を挙げようとしていた。
しかしジャックを逃亡の手助けをした罪から式は延期、二人は投獄されてしまう。
ジャック・スパロウに煮え湯を飲まされた東インド貿易会社から、ウィルはジャックの所持する
コンパスを渡せば無罪放免の約束をとりつける。ウィルは再び、ジャックと行動を共にするのだが
さて、今回の「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
(以後パイレーツ2と略)は、主役のジャックよりも、ウィルを演じたオーランドブルームの
見せ場がかなり多く含まれていて、オーランドファンはとても楽しめる作品になっていると思う。
私はジョニー・デップのファンだったので、もちろん、それなりに楽しめたはものの、
「パイレーツ・オブ・カリビアン1/呪われた海賊たち」(以後パイレーツ1と略する)
比べると少々、ジャックが物足りない感じがいなめなかった。
また「パイレーツ1」を鑑賞していなくても、楽しめるように製作されているが、
できれば今からでも「パイレーツ1」をDVD鑑賞をして、「パイレーツ2」を観たほうが
細かい設定部分でフフ(^m^)と含み笑いができるシーンが数々盛り込まれているので
「パイレーツ1」を観ていないかた、チェックをいれておいたほうが良いと思う。
★以降はネタばれ部分があります。観るのを楽しみにしている人はここでストップして下さい。★
次に、今回の悪役はタコの化け物、船長デイヴィ・ジョーンズであるが、前回の悪役、
バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)に比べると、規模こそは大きいものの、当人自身の
迫力が不足しているような感じである。特殊メイクのせいなのか、表情にあまり変化はないし、
彼、自らが船に乗り込んで戦うシーンがなく、常に大ダコと船が破壊されるシーンが多くて、
「どうせまた、あんたは、大タコを使って、戦うだけなんだろー!」と、私は、画面にでてくる
デイヴィ・ジョーンズに向かって心の中で悪態をついてしまった。(--)
今回は悪役の海賊たちの実力が全体的に発揮されいない、悪役あってのジャック・スパロウ
なのに、ディヴィ・ジョーンズや部下たちの哀愁もイマイチだったし、個性の強さも「どーしたぁ!
もっと悪役らしく頑張れよ!」と叱咤激励したくなった。まぁ「パイレーツ3」に続くという
ことでもあるし、「パイレーツ2」の最後には、「パイレーツ1」ジャックに倒されたはずの
バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が蘇ってきているので、「パイレーツ3」に期待をかけたい
ところである。バルボッサがでてきてくれた時は、悪役であるのにもかかわらず、私は心底、
嬉しくやっぱり、あんたがいないと、映画が締まらない!とさえ思った。(^^;;)
全ては「パイレーツ3」のための布石という映画だと思う。
俳優人の感想は、「パイレーツ1」とさほど変わりはない。
ジョニー・デップも、オーランド・ブルームも相変わらずの演技ぶりである。
キラー・ナイトレイに関しては、今回は、エリザベスが鼻っ柱の強い女性であるばかりでなく、
狡賢い女の一面も演じているところは、おもしろかった。いやぁ、女海賊としてやっていけるの
ではないか?と彼女の耳元で囁きたくなるような気分にさせてくれた。(笑)
最後に映画全体の感想である。
「パイレーツ1」と「パイレーツ2」を見比べて、どちらが、よりおもしろかったですか?
と尋ねられれば、間違いなく私は「パイレーツ1」のほうに軍配を上げるだろう。
だが全てが、つまらないというわけではない。クスリと笑えるシーンもあったし、
剣術やセットで見せるおもしろさも満載されているし、ウィルとウィルの父親との心の
交流は、やはりジンとくるものがあった、また、「パイレーツ1」にでてくる登場人物の
思わぬその後を観て楽しむ部分も沢山ある。
全ては「パイレーツ オブ カリビアン3」のために・・である。
公開は来年の5月だったかな・・先は長いのである。(--)ウン。
はじめまして。
朱色会さんのところからやってきました。
確かにバルボッサの方が適役として味がありましたね。
手下のガイコツもいかにも幽霊船という感じがして好きでした。
今の私は伏線多すぎ、謎が多すぎで、消化不良気味です。
TBさせていただきました。
by さとちん (2006-07-16 09:37)
>さとちんさん、はじめまして。
コメントとTBありがとうございます。
悪役はとにかく「パイレーツ1」のほうが面白かったですね。
キャプテン・バルボッサは、悪役のNo1かと 私は思ってます。(笑)
しかしながら、どうしても「パイレーツ3」に客を集めたいのか・・・
「パイレーツ2」では謎!布石!の連続でした。
もう一度、今のシーン、巻き戻してくれるかな?確認したいのだけれど
というところが沢山ありましたね。
答えは来年です。待ちくたびれてしまいそうだ・・・・(><)
by まなてぃ (2006-07-16 17:30)
わー、やっぱりもう見てはるんですね!こちらも7/4から始まりました。
先週の日曜は4時間先まで満席であえなく挫折。もうちょっと様子見
しようかと。で、絶対見たいんで、ここの記事とコメントは見ずに、この欄
だけに集中して自分のコメントを書いてる次第です。。。
ああー早く見たいなあ!
by のんたん (2006-07-18 01:32)
>のんたんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。(^^)
そちらは7/4から公開だったんですね。早いですね。
内容はフフフ内緒ですかね。でもパイレーツの1はもう一回観ておいた
ほうが、パイレーツ2とリンクしている楽しい部分がよくわかると
思いますよ。観たら、ぜひ感想を聞かせてくださいね。(^^)v
by まなてぃ (2006-07-18 23:11)
はじめまして。
やっぱり海賊風味が薄いですよね?
私も、もっと海賊としての戦いが見たかったのに、あの怪物に倒されるのはちょっと物足りない感じがしてたんです。
TBさせていただきます!
by sicca (2006-07-27 12:53)
> siccaさん、こんばんは。はじめましてですね。(^^)
Nice&コメント、そしてTBとありがとうございます。
私も、もっと海賊の戦いを観たかったですねぇ。たいして脳ミソも
なさそうなタコにやられてしまうのは、納得がいかないですよ。
とにかく海賊味の物足りなさは「パート3」で巻き返しですね。
次回作を期待しましょう!(^^)v
by まなてぃ (2006-07-27 18:30)
こんばんは。ようやく観ました。デイビィ・ジョーンズは『ラブ・アクチュアリー』とかでいい味だしているビル・ナイが演じてるんですけど、メイキャップで彼のよさがまったく見えませんでしたね。どうしても今作は3作目へのつなぎなので消化不良の部分があるのは仕方ないんでしょうかねえ。もちろん、面白かったですが。
by (2006-07-28 00:52)
>katoyasuさん、Nice&コメント&TBありがとうございます。
あのタコがディビィ・ジョーンズなのですよねぇ。あとから検索して
知ったのですが、全く!気づかなかったですね。恐るべしメイキャップ!
です。
全体的には、お腹いっぱいになるくらいのアクションなのですが、
もう一歩!こうキャラをいかした、面白さが欲しかったですね。
海賊ものなのに、今回はタコものですよ・・・これは悲しかった。(TT)
3部目はどうなりますかねぇ。これだけ待たされるのだから、
かなり!良いものを作ってくれなきゃ納得がいかないですよねぇ。
by まなてぃ (2006-07-28 09:43)