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パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [映画感想 は行]

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: DVD



■2006.5.24(水) 本日の一言■

水曜日、映画ではレディースデーである。
普段であれば「何を観ようかなっ♪」と映画館サイトを昼休みに
巡回してまわるのだが、どうも先週観た「ダ・ヴィンチ・コード」の
後遺症(ようは、私にとっては、ものすごいハズレな映画だったということ)で
映画館で映画を観るという気分に、なかなかなっていかない。
よって本日は、自宅でDVD鑑賞に逃げることにした。
「ダ・ヴィンチ・コード」が暗号だ謎だ、がメインに添えられ、よって台詞も
いちいち回りくどくもったいぶっていたので、今日のDVD鑑賞は気楽で陽気で、
頭なんぞ何も使わずとも楽しめる「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」
を観る事にした。もうすぐPart2も公開されるし、ジョニー・デップは私の大好物俳優なので、
まずい映画を観たあとに慰めてもらうにはもってこいなのである。

まずは、あらすじである。
(大ヒット映画だったので今更感はあるのだが・・
このブログのお約束項目なのでお許し願いたい)

★以降、ネタバレしていく★

17世紀、海賊たちが大海原を荒らしまわっていた時代の物語。
総督の娘エリザベス(キラー・ナイトレイ)は子供の頃、船旅で海上へ助けた
少年ウィル(大人になった役はオーランド・ブルーム)が身につけていた
妖しげなドクロのマークの刻まれた黄金のメダルを手に入れ、大人になっても
密かに保管していた。
そんなある日、カリブ海の港町ポートロイヤルへ たった1人でオンボロ船に
乗りこんだ海賊、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)がやってくる。
彼の野望は新たな船をこの地で盗み、再び海賊の地盤を確かにし、いずれは
裏切り者の仲間が乗っている以前は自分がキャプテンだった船、ブラックパール号を
取り戻そうと考えているのだった。
しかし既に有名なお尋ね者のジャックは、エリザべスの崖から海に落ちるという
ハプニングから、彼女を救出したはものの、そのまま海軍に拘束されてしまう。
又その夜、突然ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ率いる海賊たちが
町に現われ、ウィルの目の前で金貨を身につけていたエリザベスをさらっていく。
どうやら海賊たちの目的はエリザベスが身に着けていた金貨のようである。
翌朝、ウィルは、ジャックが元ブラックパール号船長だったと聞きつけて、ジャックの脱獄を
手伝う見返りにエリザベスが乗せられている、ブラックパール号への案内をするように
迫る、ジャックはそれを了承するのだが・・・

この映画のキーは、エリザベスが身に着けている金貨の謎。
登場人物各自がその謎のパーツをもちより、物語がテンポよく進むにつれ、
その謎が解けて、ひと騒動あったのちに、めでたしめでたしという物語だ。

ディズニー配給の映画であるから、海賊の陽気な台詞まわし、ちょっとした冗談、
ミッキーやドナルド、グゥフィーを彷彿とさせるような俳優の大げさな動きのおかげで
ジャック・スパロウをはじめ海賊たちから、凄惨な獰猛ぶりや残忍さは見当たらない。
ようは「俺たちは海賊だぜぇ!苦労もあるが、楽しもうぜぇ!」だけの世界である。
だから心底感動した!涙した!とか非常に心に残る味わい深いシーンがある。etcは
この映画からは望めない。しかし私としては最近、心には残るが重い映画やら小難しい
ばかりでおもしろくもない映画を観て、少々疲れ気味だったので、海賊のいい加減さ、
深く考えずにすむ陽気さ、楽しさ、ジャックとウィルが鍜治場で初めて剣を交える
シーンは、まさに洋物チャンバラで、自分の脳みそが喜ぶのは止められなかった。
さしずめ自分が幼稚園児の時に、この映画を観ていたのならば、翌日は幼稚園で
海賊ごっこをやろう!と思うに違いない(^^;)

さて次に俳優の感想である。この映画が公開され、映画館で初めて観たとき、
ジャックを演じるジョニーの目の動きや口の開け具合、手や腕のヨロヨロした
感じが気にいった反面、私はどこぞで、あなたをお見かけしました。という気分を
味わったものだった。その後「ローリングストーンズのキース・リチャーズを役を作る
上で参考にした」という話を聞いて、今、再びジョニーが演じる海賊ジャックを観ると
「フフフフ、おぬし何度も、キース・リチャーズのインタビューシーンを見て研究しただろぉ」
と耳元で、ボソッと呟いてやりたい気分になる(^。^)<ちなみにキースも私の大好物の1人だ。

次に悪役のバルボッサを演じた、ジェフリー・ラッシュだが、イヤハヤ当然のことながら、
うまいっ!(^・^)v ジャックのドタドタぶりに引けをとらぬ、ずる賢さぶり獰猛振り、
嫌らしさぶりの演技をいかんなく発揮してくれている。バルボッサが冴えているからこそ、
ジャックも生きてくるというものである。

ウィル役を演じたオーランド・ブルームであるが、すみませんオーランドファンの皆様、
私が思うに彼はこういった2番手で清潔で少々コミカルなおいしい役が一番似合っている
ように思う。美しいし格好いい!認める!が、主役をはるとどうもオーラが足りない感じが
するのだ。(キングダム・オブ・ヘブンについて、私はそう感じた)、
2番手の役どころになると彼は水を得た魚のように生き生きとして映えてくる、生真面目な
正直者で、ちと抜けているウィルはオーランドの役得だったのではないだろうか。

最後にエリザベスを演じたキラー・ナイトレイ。まずは、今、観ても物凄い美人で感心した。
ああ!その肌のハリ!17歳だったとか・・うらやましいばかりの若さである。(^¬^)ジュルっ
演技の感想であるが、アクションで頑張ったり見せ所も満載なのに、彼女に関わってくる海賊が
あまりに生き生きとしていて、そちらにどうしても目がいってしまう。
きっとどの女優がエリザベスを演じても、同じ感想だったろう。これはキラー・ナイトの責任では
ないように思う。映画「ジャケット」ではアカデミー候補にも挙がった経歴も持つ、演技はうまい
はずだから、7月に公開されるパイレーツ~での演技と役どころを期待したいものである。

最後にこの映画の全体の感想を書いておこう。
この映画は、まるでディズニーランドへでかけて、いろんなアトラクションに乗りまくり、
ビールを飲み、ホットドックをかじり、パレードや花火を見て、「あぁ楽しかった!また遊びに
こよう」と似た気分にさせてくれる。
とやかく言わず映画なんて楽しんだもの勝ちよ。という気持ちを久しぶりに味あわせてもらって
元気になったしパイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェストも、より楽しみである。
来週になったら、また映画館にでかけよう!と思った。
やっぱり映画はいいものだ。ヽ(^o^)丿


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コメント 2

のんたん

うーん、この映画も好きですねえ!
私が台湾に来て初めて映画館で見た映画なので、思い入れ深いんです。
SARS騒動が静まった頃で、お客さんがめちゃ少なかった!!
でもまなてぃさんがおっしゃるとおり、気楽で陽気で、頭を使わなくても
心底楽しめる映画なので、字幕も気にせず楽しめて、やっぱり映画館で見る映画っていいなーと改めて思いました。今でも放映があると見てしまう。
ジョニー・デップは楽しんで演じてるだろう事は間違いないし、見てて楽しい!オーランドの演技も・・・まなてぃさんの意見に一票!^^;
夏が楽しみですね^0^
by のんたん (2006-05-26 00:41) 

まなてぃ

のりたんさん、Nice&コメントありがとうございます。
いやはや、本当に久しぶりに楽しんだ映画でしたね、映画館で観たときも「おもしろかったなぁ」♪音符気分で自宅に帰ったものですが、今回も自宅で観終わってから「楽しかったぁ」♪でお風呂に入りました。
次は夏公開ですよ。オーランド・ブルームの2番手役の名演も楽しみにしたいものですね。(^^)/
by まなてぃ (2006-05-26 10:14) 

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