恋するベーカリー：みんなのえいが：SSブログ

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恋するベーカリー　[映画感想　か行] [編集]

映画タイトル：恋するベーカリー
初公開年月　：2010/02/20
監督：ナンシー・マイヤーズ
脚本：ナンシー・マイヤーズ
出演：メリル・ストリープ　　　　　スティーヴ・マーティン
　　　アレック・ボールドウィン　　ジョン・クラシンスキー　　他

あらすじ＜映画ONLINE参照＞
　10年前に敏腕弁護士の夫ジェイクと別れ、３人の子どもを一人で育てる傍ら、
長年の夢だったベーカリーの経営に尽力してきたジェーン。
いまでは子どもたちも立派に自立し、ベーカリーのほうもＮＹタイムズ紙で
Ｎｏ．１の評価を得るまでに。不満のない人生のはずが、どこか物足りなさも。
そんな時、息子の卒業式のためにニューヨークにやって来たジェーンは、
ホテルのバーでジェイクと鉢合わせ。

はるかに年下の小娘と再婚したジェイクだったが、なぜか熱烈に言い寄ってきて、
酒の力も手伝ってジェーンもすっかりその気に。
一方で、自宅の増築の打ち合わせで知り合ったバツイチの建築家アダムとも
すっかりいい雰囲気のジェーンだったが…。

※以下からネタバレありです。※

■2010.02.23（火）　本日の一言■

さて。本日のお題は、
メリル・ストリープ主演のAround50ラブコメ？『恋するベーカリー』である。

普段ではあまり見ないジャンルなのだけれども、さすがに50代の女性の恋を扱って、
どういう風に面白おかしくラブ･コメにするのか、興味があったので
観にいってきた。（＾＾；）

主人公はメリル･ストリーブ演じる、人気あるベーカリー店主のジェーン。
×イチ。子供３人あり。（既に成長済。）子育ても終わり一人の時間を持て余し気味。

その彼女が息子の大学卒業式で、別れた亭主ジェイク（再婚している）と会い、
宿泊したホテルで、お互いに一人メシであったことから、一緒に食事をし酒を飲み、
酔っ払って、ノリノリ（死語）で踊り！そのままベッド・イン！　
焼けぼっくいに火がつき、（－－）ズルズルズルと元亭主と付き合ってしまい、
元亭主とヨリを戻すのか？・・それとも？。というお話。

この映画を面白く感じるか・・感じないかは・・３つくらいポイントがあるように思う。

■　別れて10年が経過した元夫婦の恋愛騒動に同調していけるか？
■　別れた元亭主ジェイクの言い分を許すことができるか？
■　10年経った今も心を元旦那に残している、ジェーンの切ない女心に同情できるか？

に、かかっているような気がしましたがな。(￣￣)ｂﾞｳﾝ!!

で・・私は同調できたのか？と聞かれれば答えはNoかなぁ。（－－）ｳｰﾝ。

己の浮気相手と結婚をしたものの、その生活がうまくいかず、
久しぶりに会った元女房と愛人生活をキープしよう、
あわよくばヨリを戻そうとする亭主に、男の可愛らしさは感じないんだよねぇ。
どっちかというと、ウゲゲと・・思ったし。

そんなことは、ダメよダメダメ・・と言いつつ、
ドンドンと元亭主に、その気になる元妻の図。（－－；；）
どうだろうねぇ。

コメディの部分も、実のところS●Xネタやシモネタが多く。（－－川）

せっかく！名女優および名俳優たちを使って演じさせるのに、
コメディの部分がイケていない感じがしたなぁ。

ついでにジェイク（亭主）の現在の女房や子供ををワルに仕立てすぎだよねぇ。

そりゃ確かに、彼女は元をただせば、亭主の浮気相手だった女ではあるけれども、
まったくこの騒動に関して泣き寝入り役・・っちゅうのは、どうなんだろう。
現在の妻や子供にだって言い分は、あるんでないの？という気がしたな。
この家族からしてみれば、この元夫婦のアバンチュールのせいで
結果的には離婚！家庭崩壊したわけだよ。

そういう結果を招きながらも、この騒動に対して、
「悔いはないわ」と言う、元夫婦。（－－）
確かにあんたらは悔いがなかろう。これだけやりたい放題なんだから。

そして両親二人がヨリを戻すことに違和感を感じていた、子供たちとも、
ジェーンのﾁｮｯﾄの釈明、ﾁｮｯﾄの謝罪、そして熱い？抱擁だけで、
子供たちは納得！＆問題解決してしまうお手軽さ。

メリル・ストリープは好きな女優さんだし、実力もある。
あまり悪くは書きたくないけれども、この映画は私的にはいただけない。

2010年に入って観た映画の中じゃあ、一番お薦めしにくい映画だ。

久しぶりのラブコメ！50代を描いたラブコメ！で
けっこう期待して鑑賞したけれども、私にはイケてなかったということで。

本日は短めの感想・・これまで。　orz...久しぶりにﾄﾎﾎだよ。

それでも最後に宣伝。
ラブ・コメじゃあないけれどもメリル・ストリープの恋愛モノなら、
こちらのほうが断然お薦めだと思うなぁ。