トランスフォーマー

映画タイトル：トランスフォーマー
初公開年月　：2007/08/04
監督：マイケル・ベイ
脚本：アレックス・カーツマン　ロベルト・オーチー
出演：シャイア・ラブーフ　ミーガン・フォックス　ジョシュ・デュアメル　他


あらすじ＜映画ONLINE参照＞

ある日、中東カタールの米軍基地に未確認ヘリコプターが着陸、
突然ロボット型へと変形し無差別に攻撃し始める。
また、飛行中の米国大統領専用機エアフォースワン内では何者かが侵入し、
機密情報が驚異的なスピードでハッキングされる事態に。
ただならぬ状況と判断した政府は、内密に分析と対策に取り掛かる。
そんな中、高校生のサムは父親から車を買ってもらう。
そしてその車は、ある日ロボットへ変形し、やがて同じようなロボットたちが
サムの目の前に姿を現わすのだった。
彼らとその対抗組織が地球に落ちた“キューブ”というものを探し求めており、
どうやらサムがそのカギを握っているというのだが…。

※ここから先はネタバレです※

■2009.07.26（日）　本日の一言■

さて。
『トランスフォーマー/リベンジ』が６月末に公開されることが決まってから、
ぜひぜひPart1にあたる『トランスフォーマー』を観てから映画館へ行きたいな！と
思っていたのだが、皆、考えることは同じでTUTAYAでは長らくレンタル中だった。
こうなったら『トランスフォーマー』（ストーリー）は無視して、
リベンジから観たろうじゃないか！(￣‥￣)　=　＝3　と
息巻いて映画館へ行ったのだが、￥1800も払ったのに！Y(>_<､)Y ﾋｪｪ!　
けっこう『トランスフォーマー』を観ていないとわからないことが
映画にもりこまれていて、物語に乗りそこなってしまった。
面白い映画のはずなのにブログへ上げた感想はﾄﾎﾎ状態。orz…

そこで、￥1800を回収するためにも！絶対に『トランスフォーマー』を
レンタルして鑑賞するぞ！と心に決めてTUTAYAをウロウロすること数週間。
このたびやっとレンタルできた！ので、　ヾ(*ΦωΦ)ﾉ　ﾋｬｯﾎｩ　

さっそく『トランスフォーマー』を鑑賞しまして
本日レビューあげることに・・。

さてさて。

マイケル・ベイ監督の映画の醍醐味といえば、物語の伏線ひきよりも、
アクションテンコ盛り！車や飛行機は吹っ飛び、アメリカ軍も総動員！といった
ドッカン！ドッカン！ガッツン！ガッツン！映像だと思う。

だからこのドッカン！ガッツン！が、ほぼ主役！であり、
現実にこんなことはありえないよ。（＾＾；；）とか・・
突然、今までとけなかった謎がなんの根拠もなく解けてしまうのはおかしい！（－－；；）
なぁんてことを思い始めると、全てが興醒め！となって、なんの面白みも楽しさも
なくなってしまう映画といっていい。

特に『トランスフォーマー』を観ていて常に感じたものは、
子供の頃にお世話になった『ウルトラマン』、アニメでいうなら
『マジンガーZ』やら『ライディーン』にあるような、沢山のロボットが登場し、
大きな戦いを街中で繰り返し、建物をぶっ壊し！車はひっくり返され、
ガガガガガとマシンガンやらミサイルが飛び交い、人々は逃げ惑い、
しかし！多くの人たちが心を一つにして戦った結果、必ず正義は勝つ！ことを
絶頂にした楽しさである。

私たち？世代が子供だった時、私たちは本当にドッカン！ガッツン！映像に
夢中になっていた。
女の子たちだってウルトラマン系は一度くらいは絶対！観ていたし、
かなりの数の男子たちは（ダンシとあえて読む。（笑））
超合金というオモチャを親に何回も頼んで買ってもらい、仲間と公園で！
自分の口で擬音を叫びつつ、超合金を戦い合わせたりしていたのだ。

で、この『トランスフォーマー』は自分が子供の頃に大好きだった
シーンの数々が今度はもっとお金がかけられ、CGによりロボットたちはリアルさ満載で、
爆発音は大音響で大画面で！を可能にしたアクションヒーローものが、ハリウッドから
やってきた！という感じがぴったりだ。

だから映画はスタートしてそれほどたたぬうちから、国籍不明のヘリコプターが
アメリカ軍空域に侵入し強制的に軍事施設へ移動したのもつかの間、
突然ドッカン！と一発な世界が広がり･･。（＾＾；；）



これでもかぁああ！！！ドッカン！ガッツン！と爆発や火花が散り、



逃げろｯ！逃げろｯ？？（笑）とワサワサと軍隊の面々がでてきて、
それでもこの団体の先頭を飾っているのは、この映画でおいしい役どころを
もらっていくレノックス大尉であるところが、マイケル・ベイ監督らしい。（笑）



そして満を持して悪の真打？登場！（◎◎）オオォオオオオ！
というお約束のシーンが続いてゆく。
しかし、こんなものが現実にでてきたら腰がぬけますがな・・（笑）



もうその後は、これが訳もなく暴れる！暴れる！暴れまわる。
他国にあるアメリカ軍基地といえども、そこは壊滅状態。
けれどもこれが大々的なニュースとして報道されることもなく、
しかしここで、ちょっと物語的に無理があるんじゃないの？などと
ツッコミをいれてはいけない。
マイケル・ベイ監督の映画では、アリの世界なのだ。

そしてそんな事件なんぞ露ともしらず、アメリカでは、
初めての車を手にいれた！　次は彼女をゲットしたい！と考えている
主人公？のヘタレ高校生のサムとそのゆかいな両親が出てくる。（＾＾；；）
この両親、笑いもとれる反面ちょっとイライラさせるおバカちゃんぶりも
映画の中で発揮。（笑）



で、主人公にはヒロインも必要！だろう！というわけで、
ナイスバディ！(男の人はみんな好きでしょう。（笑））を披露しつつ
ヒロインがご登場。こう見えそうで見えない格好をさせるあたり、
マイケル・ベイ監督！男心を知り尽くしているなぁ・・と思ったり・・（＾＾；；）



前から観ても美人！おまけに、けっこうデキル勇ましい女の子。
ありきたりなキャラだけれども、私もけっこう好きですよ。（＾＾）フフフ



そしてサムは（車から）買うように仕向けられ、購入した中古車が
その実！びっくり！宇宙生命体ロボットだったぁああああ！
普段は車に身を隠し、いざとなればロボットに変身！。（＠＠）
おまけに名前までもっているんですって！その名もバンブルビー！ｵｲｵｲ。

けっこうノリもよくて、こやつは可愛いヤツ！で憎めん！・・
しかし名前があるのには笑っちゃうなぁ･･ハハハハハハハ（＾▽＾）



彼？バンブルビーが先導役となって、連れてきた面々は姿も心も大物ぞろい。



また、彼らが地球にやってくるシーンも、それも彗星のごとく地球に落下したうえに、
落下した先はアメリカの閑静な住宅街ときたもんだ。
もう、ｳｯﾋｬｧマジですか？と心の中で叫びそうになりましたがな。
こんなに派手に降り立ったら、敵にみつかっちゃうでしょう！（◎◎）と
心配したくなるような登場で、しかしそんな心配や矛盾は気にかけちゃあいけないよ！と
いうのが、この映画のお約束なのだ。

この宇宙生命体のロボットの面々は『トランスフォーマー/リベンジ』と同じように
味のある面々ばかり。
中でもリーダー格にあたるオプティマスは本当にフフフ（＾＾*）笑いをしたくなるほど
凛々しくて･･いいのよねぇ。



そして物語は悪役＆ヒーローの宇宙生命体ロボットが揃ったところで、
急展開を示す。
なんとこのヘタレ高校生のサムのご先祖様が、彼らや地球の命運を握っている
キューブの（機械を全て宇宙生命体ロボットに変えてしまえる石らしい。）場所を
刻印したものを残しているらしい･･それを探して破壊しないと大変なことが起こる！と、
ヒーローもの！一直線な語りがオプティマスからされちゃったりするんだねぇ。

で！だ！
まぁ時を同じくして、アメリカ軍やらFBIもサムがカギを握っていることをかぎつけて、
もう偶然が偶然を呼ぶようにしてサムや正義のトランスフォーマー軍団（笑）、
アメリカ軍、そして悪のトランスフォーマー軍団が一同に集まって、
市街戦のガチンコ勝負をしてしまおう！という、この行き当たりばったり的で
物語の伏線なんざぁおかまいなし！な台本には大笑いするしかない。（＾▽＾）

でも、それでも！これにケチをつけてはいけない。
それは、ウルトラマンは何故いつも市街で怪獣と戦うのか。
3分しか戦えないくせに、なぜに地球を戦いの場所にするのか。
もっと被害の少ないところで戦えばいいのに！etc･･と
文句を言うのと同じくらい冴えない質問なのだ。

それにですね、
市街戦には格好いいレノックス大尉は出てくるし。もう大活躍でっせ！ｳﾍﾍ（＾ｍ＾）



トランスフォーマーたちも大暴れ！



彼女の胸も拝めるし！
もうこれはワザとこういうポーズを決めさせて撮影したとしか思えない
胸のドアップですがな。



普通ここまでくると現実的にいけば、胸がボローン♪と出ちゃったりするのだけれども、
ここで止めるあたりハハハハハ！マイケル・ベイ監督そちも悪よのう！である。（大爆笑！）

まぁとにかく、市街戦のシーンはクライマックスが満載なのだ。
車から生命体型ロボットへの素早い変幻にオオォオ！と感嘆の声をあげ、
その中で戦うヘタレ高校生のサムがヒーローもどきの行動を起こしてゆくのを
（現実にはあり得んと思いつつも）成長したんだ！小僧！と見つめ（笑）（＾＾；；）

ｲﾔﾊﾔこのシーンも格好よかったっすよ。（＾ｍ＾）ププププ




そっから先はロボットヒーローものの、おいしいところは全部つめこんで、
観客に全部、有無も言わせずたいらげてもらいましょう！と言わんばかりの
ロボットCGと火と俳優の合戦！が続くよ、続く！
決戦の結果がでて、お約束とおり正義が勝ったときには
本当にロボットものやら軍隊ものは、とうぶん観なくてもいいです。
もう私入りません。満腹です！という気分にさせてもらいましたがな。<(;￣ ･￣)=3 ﾌｩ…

で、100年は間違いなく人々の間で、語られるであろうこの戦いが終わったあと、
世間のパニックぶりは思ったよりもたいしたこともない・・というのが、
マイケル･ベイ印の映画だと、私は再認識せずにはいられなかった。

普通、ああまで街を破壊してしまったら、
トランスフォーマーたちは、呑気にこんなところに立って、
過去を未来を思い、人間について語ることなんぞ、とてもできることではないだろう。
さしずめ地球VSトランスフォーマーとなるのがオチなのだが、
そうならないところが、ロボットモノのお約束であり夢の世界なのだ。



まぁねぇ・・物語的には突っ込みどころは、本当に多い映画だけれども
こういう映画にあげ足をとっちゃあいけない。勢いに乗って楽しんだのも事実だし。（＾＾；）

何より『トランスフォーマー／リベンジ』の時よりも数段！活躍してくれたキミ！
ジョシュ・デュアメルが観れたのだから、私はおおいに満足しなくてはいけない。（＾＾*）



男はメカに胸をときめかせ、
女はジョシュ・デュアメルに胸をときめかせ！
最後まで見れば、凄まじい満腹感が味わえる。

上映時間は２時間１７分。と、ちょい長め。
お盆やすみの夜に、男女で楽しめる映画でお薦めである。


最後に宣伝。

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

• 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
• メディア: DVD

これはブルーレイで観たほうが、より一層！楽しめそうな気もする。

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション (2枚組) [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
• メディア: Blu-ray

タグ：トランスフォーマー マイケル・ベイ シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョシュ・デュアメル

コメント 11

初めまして。komoといいます。noricさんのﾌﾞﾛｸﾞからやってきました。
剣岳　点の記はどうですか？地元ではﾌｨﾊﾞｰしてますけど。
by komo (2009-07-26 22:06) 

kikuさん、はじめまして。niceありがとうございます。
また遊びにきてくださいね。（＾＾）
by まなてぃ (2009-07-27 20:25) 

komoさん、はじめまして。niceとコメント本当にどうもありがとう。

『剣岳　点の記』は実はまだ未鑑賞なんですよぉ。
映画館で観るか・・DVDで観るかで今も、けっこう気になっています。
予告編では静かな男たちの熱い生き様を感じますねぇ。
山の風景も美しかった。
山は大画面スクリーンで観たほうがきっと感動できそうですね。
うーん。。映画館で観るか迷いますね。
いずれにせよ、鑑賞はして、レビューには上げたい！
と思っている映画に入っていますので、しばしお待ちいただければ。

また遊びに来てくださいね。（＾＾）これからもよろしく。
by まなてぃ (2009-07-27 20:30) 

やっとレンタルできたんですね！！
待ってましたっ！！ふふふー(^O^)／

そういやあんなに壊滅状態にさせられて、大したニュースに
なってないようでしたね・・・街もめちゃくちゃだったのに・・・そういや、そうだなあ・・・
でも！そんなことを忘れて楽しめてよかったーと単純な私は思うのです！
まなてぃさんの感想は的確で、もうおっしゃる通り！
と膝を打ちましたね。

＞女はジョシュ・デュアメルに胸をときめかせ！
です。いや、なんであんなにかっこいいんだろー・・・ははは。

そういうツッコミどころ満載ながらも、ストーリーも慣れ親しんだ？
勧善懲悪で、分かりやすくてまとまっててみやすいなあと思ったので
それにこれだけの迫力ですもんね。。。
ジョシュ・デュアメル、かっこいいし。。。（またか！笑）
ほんと男も女の楽しめる映画ですね！

by のんたん (2009-07-28 07:10) 

のんたんさん、こんばんは。コメントどうもありがとう。（＾＾）
そうなんです！やっとレンタルできたんですよ。
しかし人気作品なのか１週間かりれなくて、３泊４日限定作品と
なっておりまして、すごいなぁ！トランスフォーマー大人気だ！と
びっくり。

作品は本当に楽しめました。
もうとうぶんウルトラマンもライディーンもマジンガーZも（笑）
あ！ガンダムも！観なくてもいいや！と思えるくらい
ロボットを満腹になるまで堪能しましたね。
本当にこの世に存在しているんじゃないか？と思えるくらいの
精巧で、激しい動きに、ただただ、目をみはるだったし。
それにCGが凄まじく凝っているので、ストーリーはシンプルで
ちょうどバランスが取れているのではないかと思いました。

＞ジョシュ・デュアメル、かっこいいし。。。（またか！笑）

エヘヘヘヘヘ（＾＾*）本当に格好よかったですねぇ！！！！
リベンジよりも若くて格好よかった！
しかし役柄的に既婚者・・・子持ち！（＠＠）そうだったの！！と（笑）
映画なのにショックを受けた自分に、大爆笑でしたよ。




by まなてぃ (2009-07-28 23:22) 

NOBUさん　ご訪問＆Niceどうもありがとう。
by まなてぃ (2009-07-28 23:26) 

(^_^)ノ　深夜におじゃまさまです～ (^_^ゞ
ご訪問＆nice！どうもありがとうございました。
嬉しいnice！でした f^_^; へへっ

ところでっ
だいぶ熱く語っていらっしゃいますねぇ (^_-)b
この監督さんはあんまり・・　って方もいらっしゃいますが
私は「トランス・・」 も 「・・リベンジ」も 結構楽しめましたよ！
「・・リベンジ」の方が何故か分かり易かったです～(;^_^A


by Labyrinth (2009-07-29 03:04) 

Labyrinth さん、こんにちは。nice&コメント&ご訪問、
本当にどうもありがとう。

＞だいぶ熱く語っていらっしゃいますねぇ (^_-)b

ﾍﾍﾍﾍ（＾＾；；）面白かったですねぇ。もう頭も何も使わずに
楽しめる映画の王道をいっていますよねぇ。（笑）

マイケル・ベイ監督は観客から好き嫌いが別れる監督さんという
イメージが私もあります。
実は、私も初めはあまり好きではなかったのですが、
アクション映画は遠まわしなウンチクを言わずに
楽しんだもの勝ちだ！と気づきまして、そうしたら、

マイケル・ベイさん、あんたの作る世界もアリだねぇ。（＾▽＾）ﾊﾊﾊ
になったわけですね。（笑）

話しは変わりまして、『ねがえり』・・は良いです。
宵の晩に聴くとしみますね。
昨日はちょっと遅くまでブログめぐりをしていて、そのときに
あの曲をLabyrinth さんのところでヨウツベで聴いたので
こう、しっくりときまして、いいなぁ・・・♪と思った次第なんですよ。

また遊びにうかがわせていただきます。これからもよろしくです。（＾＾）

by まなてぃ (2009-07-29 18:59) 

車⇒ロボット
子供のころの憧れが　映画に・・・
なのに
まだ観てなかった;;;

by たろう (2009-07-31 11:38) 

たろうさん、nice&コメント、どうもありがとう。
車からロボットへの変身！楽しめます。
ビールのお供にいかがでしょうか。（＾＾）
by まなてぃ (2009-08-01 21:49) 

noricさん、niceありがとうございまーす。
by まなてぃ (2009-08-01 21:50)