NINE [映画感想 な行]
映画タイトル:NINE
初公開年月 :2010/03/19
監督: ロブ・マーシャル
脚本: アンソニー・ミンゲラ マイケル・トルキン
出演: ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール
ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ
ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン
ソフィア・ローレン ファーギー 他
<映画ONLINE参照>
待望の新作「ITALIA」が撮影開始目前の世界的な映画監督グイド。
ところが、脚本は未だ完成せず、頭の中も白紙状態。
それでも周囲では準備が着々と進み、制作発表の記者会見はどうにか乗り切ったが、
いよいよプレッシャーは限界を超えてしまう。愛する女性たちに慰めを求めるも、
罪悪感でさらに追いつめられ、ついには混乱の中で幻想の世界に逃避してしまうグイドだったが…。
※以下からネタバレ必須です。※
■2009.03.21(日) 本日の一言■
さて。本日のお題はミュージカル映画の『NINE』。
私は、ミュージカルやミュージカル映画の大ファンではない。が、
この『NINE』は楽しみにしていた作品だ。
サントラも先に聴いて、待機していた映画といってもいい。
なぜなら、最近気付いたのだけれども、
ミュージカル映画を観る前に、サントラを聴きこんでおくと、
まことにミュージカル映画は楽しく観れる!のである。
きっかけは『RENT』 というミュージカル映画だった。
映画館で観た『RENT』は1曲だけ好きな曲があったので、嬉々として観にいったわけだが・・
その1曲だけしか曲を知らなかったゆえに、ストーリーだけでは、いまいち楽しめなかった。
けれども『RENT』のCDサントラを買って、改めてDVDで同じ『RENT』と観ると
これが全く別モノとして、楽しく観れたことには驚いた。(◎◎)
けっきょくミュージカルというのは、ストーリーだけで成り立っているモノではなく、
■ 音楽あってのミュージカル。
■ ダンスあってのミュージカル。
■ そして、エッセンスとしてストーリーが存在する。
だからストーリーだけを中心にして鑑賞をして、楽しいわけがないんだな、と
最近、思うようになったのだ。
音楽とダンスのためのストーリーなのだから、
物語に重きはそれほど置いていないのだから、
映画の半分を占める、音楽とダンスを楽しまずに、
ミュージカルを楽しむことなんて不可能なことなんだろう。
では、前置きはこのあたりにして、『NINE』の感想に入ります。
まず、この作品は、正真正銘のミュージカル映画!であり。
ストーリーはあるようで、ない!と言っても過言ではないし・・・(--)
ついでに映画の中身は
出演する女優によって、盛り上がったり盛り下がったりと、ムラケがあって、
しかし全部が悪いか?つまらなかったか?とたずねられたら、
そんなことはないよ。と言わざるえないミュージカル映画だから、感想を書くのに
とっても苦労しているのだ。(今回も苦労してるんです。ハイ)
というわけで、今回はシーンごと、出演する女優ごとに感想をあげることにしました。
で・・この映画の主人公は高名な映画監督グイド。
彼は脚本もプランも描けていないうちから、プロデューサーにせっつかれて
しぶしぶ、映画製作の記者会見を行ってしまう。
で、その映画が作れない、この悩みを受け止めてもらおうと、
この監督さんは次々と女のもとに逃避行。(--)
スタッフの女、雑誌記者の女、妻、愛人、出演者の女優、幼い子供の頃の思い出の女、
しまいには、自分の母親を幻想に描き、救いの手をさしのべてもらおうと足掻く。
そして、監督にすがりつかれた女たちは、監督に対する愛を語り、
迷い、やがて監督への想いを歌やダンスで監督へ語ってみせる・・というのが
おおまかな流れのようだ。
その女のひとりが、愛人である。
監督の愛人役は、ペネロペ・クルスしかいないな・・と思っていたら、
その通りの配役に思わず含み笑い。
ベネロペらしい、女の肢体を思いっきり解放して、少しオツムが足りない感じだけれども、
監督を欲望の渦の中で楽しませてあげられるのは、私だけっ(^・^*)チュッ♪
という演じぶりは圧巻!
彼女しか着れそうにない、見えそうで見えないギリギリな衣装で、
ベネロペはセクシー?(笑)に踊っていた。
映画雑誌の前情報によると、彼女はダンスのレッスンで苦労したとか・・と
書かれていたから、そんなに踊れるようになったのか?ベネロペ!と
私てきには、かなり期待してしまったのだけれども、(^▽^;)
彼女が言うほどのスゴイ!ダンスでもなかったような気がしたかなぁ。
しかし、色気満載!だったし、監督をただ一途に想う、人の良い女!なのだから、
これはこれで印象深く残った。
やはり目力がいつまでも残るんだよねぇ・・ベネロペって。
そしてダンスと歌!の両面において実力を発揮!していたのは、
監督の幼い頃の思い出に深く残っている女、サラギーナを演じたファーギーですな。
監督のトラウマにもなっている、獰猛で罪深き女。
余談だが、彼女・・私は今回はじめて知ったのだけれど、
人気ヒップホップグループのブラック・アイド・ピーズのらしく
(それがどんなグループなのかさえ知らないんだがぁ(汗))
夫はなーんと!(たった今、知った。orz...)
トランス・フォーマーで私を喜ばせた軍人役のジョシュ・デュアメルだとか。(^^;)
でも彼女、映画の中の歌い踊るシーンの中では、一番!光り輝いていて、
セットも衣装も凝っていたし、上映時間も一番時間をさいてもらっていた。
演出的にも私てきには、妖しい紅色がとても気にいった。
それから、もう一人、良かった女優を紹介しておこうか。
それが女性映画記者ステファニーを演じた
←ケイト・ハドソン(左の白い衣装の彼女)である。
彼女の歌と踊りは、ファギーとは正反対に健康的で明るく華やかだ。
ファッションショーのような演出も斬新だし、観ていてとても楽しい。
とても『あの頃ペニーレインと』と同じ女優には見えなかったなぁ。
すっかり!ケバくなってしまって(涙)
こうして感想を書くために、役者の調査をしなかったなら、
すっかり彼女に騙されるところだった。(^▽^)ハハハハハハハ!
で、ついでに書いておくが、この映画は、大物女優を使っておきながら、
その魅力があまり発揮されず、なんとも残念!というシーンもあった。
まぁ・・その筆頭が、ニコール・キッドマン演じる、女優のクラウディアかな。
この女たらしの監督が女神・・と崇め奉る女優役で、性格も根本は楚々としてる。
ニコール・キッドマンも女優だから懸命に演じているのは、わかるんだが・・
しかし、やっぱりミスキャストな感じが否めない。
ニコール・キッドマン=男まさり・・という印象がぬぐえないのだ。
歌も、とびぬけて良いところもなかったし・・印象が薄い。
またおまけに、この監督の妻であるルイザ(マリオン・コティヤール)が
ニコールの演じる役と、だぶるような健気な役で登場するものだから、
お互いの役の個性を消しあって、もったいない!の一語である。
そして一番!笑ってしまったのは、手を広げて登場!ソフィア・ローレン!
息子である監督を文句なく慰める、彼の生みの親!ママ役である。
グイド監督の想像の産物であるんだろうけれども、
この役はいらなかったんじゃないかなぁ・・orz…
というか、あってもいいけれども、もう少し踊るとか演じるとか、
見せ場を作ってあげてもいいんじゃないかと思ったよ。
仮にもソフィア・ローレンを使っていながら、この扱いはナシでしょう。
見せ場が全くといっていいほどないんだもの。(--)
それに比べると、ジュディ・リンチはおいしい役どころをもらっていた。
セリフはあるし、歌も歌わせてもらっているし・・
彼女の役は、監督と共に仕事を続けている衣装係なんだね。
恋におぼれず、大人の女!を演じていて好感度が、マスマスUP!
ちょっとボブの髪型に違和感を覚えてしまったりなんかもしたけれど、
若い女優どもには、まだまだ!負けねぇよ!という意気込みを
歌にもセリフまわしにも感じることができて、私てきにはグッド!なのだ。
というわけで、このレビューのあたまでも述べたとおり、
この『NINE』は、あっ!という間に過ぎる楽しい歌と踊りのシーンもあれば、(^^)
なんじゃこりゃ!女優のムダづかいしてんじゃないの?(--)
という怒りのシーンも同じくらいにある、困ったミュージカル映画なのだ。
おまけに、主人公のグイドという監督は、女騒ぎをさんざんやり、
それでも活路がみいだせず、けっきょく映画の製作を頓挫させるのだが、
その2年後に、なんだか映画が作れそうだ・・撮影再開!という監督の一言で、
映画の撮影シーンが始まる、そこで『NINE』はエンディングを迎えるのだ。
しかしね、少なくとも、どうして頓挫した映画をもう一度撮ろう!という気に
監督がなったのか・・くらいは語ってもいいんじゃないの? と
私は思うんだよね。
ここまで多様な女性を使ったのだから、
女のうちの誰か、ひとりくらい彼のミューズになるシーンがないと、
ストーリー的には、こう納得のいく終わりが見えてこない。と私は思ったな。
けれども、そんなことは、おかまいなしに映画はエンディングロールを
流しだすのだ。
それもこの映画で一番盛り上がったダンスシーンに使われた音楽を
再び使うんだから、ズルイというか・・やられたというか・・
言い返す術をなくしてしまう。
それはまるで、
ミュージカル映画なんだから、難しいことはナシ!
音とダンスで楽しんだからいいでしょ!と言われているようだった。
確かに楽しかった!音楽とダンス!はねっ♪
私の場合は、予習して聴いていた『NINE』のサントラ音楽に、かなり救われて、
楽しく『NINE』を観たといってもいいだろう。
あぁ、この曲には、こんなダンスがつくんだ・・こんな演出がされるんだぁ♪
という喜びとでも申しましょうか。(笑)
なので、
誰でもお薦め・・とは違う映画だと思う。
ミュージカル映画好きなかた、『NINE』の音楽を好きなかた限定で
楽しめるかな・・お薦めかな・・という感じだ。
物語に奥深さはないので、ストーリーは追求しないことが
この映画を楽しむことの条件ではないでしょうか。
最後に宣伝。
サントラはとってもいいですよぉ。
私のお気に入り。
ブロードウェイ版もそのうち聴いてみたいですねっ。
初公開年月 :2010/03/19
監督: ロブ・マーシャル
脚本: アンソニー・ミンゲラ マイケル・トルキン
出演: ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール
ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ
ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン
ソフィア・ローレン ファーギー 他
<映画ONLINE参照>
待望の新作「ITALIA」が撮影開始目前の世界的な映画監督グイド。
ところが、脚本は未だ完成せず、頭の中も白紙状態。
それでも周囲では準備が着々と進み、制作発表の記者会見はどうにか乗り切ったが、
いよいよプレッシャーは限界を超えてしまう。愛する女性たちに慰めを求めるも、
罪悪感でさらに追いつめられ、ついには混乱の中で幻想の世界に逃避してしまうグイドだったが…。
※以下からネタバレ必須です。※
■2009.03.21(日) 本日の一言■
さて。本日のお題はミュージカル映画の『NINE』。
私は、ミュージカルやミュージカル映画の大ファンではない。が、
この『NINE』は楽しみにしていた作品だ。
サントラも先に聴いて、待機していた映画といってもいい。
なぜなら、最近気付いたのだけれども、
ミュージカル映画を観る前に、サントラを聴きこんでおくと、
まことにミュージカル映画は楽しく観れる!のである。
きっかけは『RENT』 というミュージカル映画だった。
映画館で観た『RENT』は1曲だけ好きな曲があったので、嬉々として観にいったわけだが・・
その1曲だけしか曲を知らなかったゆえに、ストーリーだけでは、いまいち楽しめなかった。
けれども『RENT』のCDサントラを買って、改めてDVDで同じ『RENT』と観ると
これが全く別モノとして、楽しく観れたことには驚いた。(◎◎)
けっきょくミュージカルというのは、ストーリーだけで成り立っているモノではなく、
■ 音楽あってのミュージカル。
■ ダンスあってのミュージカル。
■ そして、エッセンスとしてストーリーが存在する。
だからストーリーだけを中心にして鑑賞をして、楽しいわけがないんだな、と
最近、思うようになったのだ。
音楽とダンスのためのストーリーなのだから、
物語に重きはそれほど置いていないのだから、
映画の半分を占める、音楽とダンスを楽しまずに、
ミュージカルを楽しむことなんて不可能なことなんだろう。
では、前置きはこのあたりにして、『NINE』の感想に入ります。
まず、この作品は、正真正銘のミュージカル映画!であり。
ストーリーはあるようで、ない!と言っても過言ではないし・・・(--)
ついでに映画の中身は
出演する女優によって、盛り上がったり盛り下がったりと、ムラケがあって、
しかし全部が悪いか?つまらなかったか?とたずねられたら、
そんなことはないよ。と言わざるえないミュージカル映画だから、感想を書くのに
とっても苦労しているのだ。(今回も苦労してるんです。ハイ)
というわけで、今回はシーンごと、出演する女優ごとに感想をあげることにしました。
で・・この映画の主人公は高名な映画監督グイド。
彼は脚本もプランも描けていないうちから、プロデューサーにせっつかれて
しぶしぶ、映画製作の記者会見を行ってしまう。
で、その映画が作れない、この悩みを受け止めてもらおうと、
この監督さんは次々と女のもとに逃避行。(--)
スタッフの女、雑誌記者の女、妻、愛人、出演者の女優、幼い子供の頃の思い出の女、
しまいには、自分の母親を幻想に描き、救いの手をさしのべてもらおうと足掻く。
そして、監督にすがりつかれた女たちは、監督に対する愛を語り、
迷い、やがて監督への想いを歌やダンスで監督へ語ってみせる・・というのが
おおまかな流れのようだ。
その女のひとりが、愛人である。
監督の愛人役は、ペネロペ・クルスしかいないな・・と思っていたら、
その通りの配役に思わず含み笑い。
ベネロペらしい、女の肢体を思いっきり解放して、少しオツムが足りない感じだけれども、
監督を欲望の渦の中で楽しませてあげられるのは、私だけっ(^・^*)チュッ♪
という演じぶりは圧巻!
彼女しか着れそうにない、見えそうで見えないギリギリな衣装で、
ベネロペはセクシー?(笑)に踊っていた。
映画雑誌の前情報によると、彼女はダンスのレッスンで苦労したとか・・と
書かれていたから、そんなに踊れるようになったのか?ベネロペ!と
私てきには、かなり期待してしまったのだけれども、(^▽^;)
彼女が言うほどのスゴイ!ダンスでもなかったような気がしたかなぁ。
しかし、色気満載!だったし、監督をただ一途に想う、人の良い女!なのだから、
これはこれで印象深く残った。
やはり目力がいつまでも残るんだよねぇ・・ベネロペって。
そしてダンスと歌!の両面において実力を発揮!していたのは、
監督の幼い頃の思い出に深く残っている女、サラギーナを演じたファーギーですな。
監督のトラウマにもなっている、獰猛で罪深き女。
余談だが、彼女・・私は今回はじめて知ったのだけれど、
人気ヒップホップグループのブラック・アイド・ピーズのらしく
(それがどんなグループなのかさえ知らないんだがぁ(汗))
夫はなーんと!(たった今、知った。orz...)
トランス・フォーマーで私を喜ばせた軍人役のジョシュ・デュアメルだとか。(^^;)
でも彼女、映画の中の歌い踊るシーンの中では、一番!光り輝いていて、
セットも衣装も凝っていたし、上映時間も一番時間をさいてもらっていた。
演出的にも私てきには、妖しい紅色がとても気にいった。
それから、もう一人、良かった女優を紹介しておこうか。
それが女性映画記者ステファニーを演じた
←ケイト・ハドソン(左の白い衣装の彼女)である。
彼女の歌と踊りは、ファギーとは正反対に健康的で明るく華やかだ。
ファッションショーのような演出も斬新だし、観ていてとても楽しい。
とても『あの頃ペニーレインと』と同じ女優には見えなかったなぁ。
すっかり!ケバくなってしまって(涙)
こうして感想を書くために、役者の調査をしなかったなら、
すっかり彼女に騙されるところだった。(^▽^)ハハハハハハハ!
で、ついでに書いておくが、この映画は、大物女優を使っておきながら、
その魅力があまり発揮されず、なんとも残念!というシーンもあった。
まぁ・・その筆頭が、ニコール・キッドマン演じる、女優のクラウディアかな。
この女たらしの監督が女神・・と崇め奉る女優役で、性格も根本は楚々としてる。
ニコール・キッドマンも女優だから懸命に演じているのは、わかるんだが・・
しかし、やっぱりミスキャストな感じが否めない。
ニコール・キッドマン=男まさり・・という印象がぬぐえないのだ。
歌も、とびぬけて良いところもなかったし・・印象が薄い。
またおまけに、この監督の妻であるルイザ(マリオン・コティヤール)が
ニコールの演じる役と、だぶるような健気な役で登場するものだから、
お互いの役の個性を消しあって、もったいない!の一語である。
そして一番!笑ってしまったのは、手を広げて登場!ソフィア・ローレン!
息子である監督を文句なく慰める、彼の生みの親!ママ役である。
グイド監督の想像の産物であるんだろうけれども、
この役はいらなかったんじゃないかなぁ・・orz…
というか、あってもいいけれども、もう少し踊るとか演じるとか、
見せ場を作ってあげてもいいんじゃないかと思ったよ。
仮にもソフィア・ローレンを使っていながら、この扱いはナシでしょう。
見せ場が全くといっていいほどないんだもの。(--)
それに比べると、ジュディ・リンチはおいしい役どころをもらっていた。
セリフはあるし、歌も歌わせてもらっているし・・
彼女の役は、監督と共に仕事を続けている衣装係なんだね。
恋におぼれず、大人の女!を演じていて好感度が、マスマスUP!
ちょっとボブの髪型に違和感を覚えてしまったりなんかもしたけれど、
若い女優どもには、まだまだ!負けねぇよ!という意気込みを
歌にもセリフまわしにも感じることができて、私てきにはグッド!なのだ。
というわけで、このレビューのあたまでも述べたとおり、
この『NINE』は、あっ!という間に過ぎる楽しい歌と踊りのシーンもあれば、(^^)
なんじゃこりゃ!女優のムダづかいしてんじゃないの?(--)
という怒りのシーンも同じくらいにある、困ったミュージカル映画なのだ。
おまけに、主人公のグイドという監督は、女騒ぎをさんざんやり、
それでも活路がみいだせず、けっきょく映画の製作を頓挫させるのだが、
その2年後に、なんだか映画が作れそうだ・・撮影再開!という監督の一言で、
映画の撮影シーンが始まる、そこで『NINE』はエンディングを迎えるのだ。
しかしね、少なくとも、どうして頓挫した映画をもう一度撮ろう!という気に
監督がなったのか・・くらいは語ってもいいんじゃないの? と
私は思うんだよね。
ここまで多様な女性を使ったのだから、
女のうちの誰か、ひとりくらい彼のミューズになるシーンがないと、
ストーリー的には、こう納得のいく終わりが見えてこない。と私は思ったな。
けれども、そんなことは、おかまいなしに映画はエンディングロールを
流しだすのだ。
それもこの映画で一番盛り上がったダンスシーンに使われた音楽を
再び使うんだから、ズルイというか・・やられたというか・・
言い返す術をなくしてしまう。
それはまるで、
ミュージカル映画なんだから、難しいことはナシ!
音とダンスで楽しんだからいいでしょ!と言われているようだった。
確かに楽しかった!音楽とダンス!はねっ♪
私の場合は、予習して聴いていた『NINE』のサントラ音楽に、かなり救われて、
楽しく『NINE』を観たといってもいいだろう。
あぁ、この曲には、こんなダンスがつくんだ・・こんな演出がされるんだぁ♪
という喜びとでも申しましょうか。(笑)
なので、
誰でもお薦め・・とは違う映画だと思う。
ミュージカル映画好きなかた、『NINE』の音楽を好きなかた限定で
楽しめるかな・・お薦めかな・・という感じだ。
物語に奥深さはないので、ストーリーは追求しないことが
この映画を楽しむことの条件ではないでしょうか。
最後に宣伝。
サントラはとってもいいですよぉ。
私のお気に入り。
ブロードウェイ版もそのうち聴いてみたいですねっ。
Nine (New Broadway Cast Recording)
- アーティスト: Maury Yeston,Kevin Stites,Nine Pit Orchestra,Chita Rivera,Laura Benanti,Deidre Goodwin,Antonio Banderas,Jane Krakowski,Mary Stuart Masterson,Mary Beth Peil,Saundra Santiago,Myra Lucretia Taylor,William Ullrich
- 出版社/メーカー: PS Classics
- 発売日: 2003/06/17
- メディア: CD
これも早く観たい、です。
by paraden (2010-03-23 10:47)
わたしもファーギーのパフォーマンスが一番好き♪
他のみなさんも素敵で目の保養になりました〜☆
>確かに楽しかった!音楽とダンス!はねっ♪
ほんと、そんな感じの映画でしたね〜^^
by ジジョ (2010-03-25 23:08)
xml_xslさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-26 18:27)
シンシン。さん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-26 18:28)
paradenさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
音楽とダンス!が堪能できる映画です。
ぜひ!そこを楽しんでくださいねっ♪
by まなてぃ (2010-03-26 18:30)
さーやんさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-26 18:30)
U3さん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-26 18:31)
ジジョさん、ご訪問&nice、そしてコメントと、 どうもありがとう。(^^)
>わたしもファーギーのパフォーマンスが一番好き♪
ですよねぇ。(^^*)
一番、こう格好良くて、見所も沢山ありましたよねっ。
砂を使ったり、バケツを使ったり、こう演出も
安上がり!なのにそれでいて、
おおおおおお!そういう風に使うか!(◎◎)みたいな、びっくり感!(笑)
まぁ・・ストーリーは大目にみて!といった感じですが、
楽しめた映画でしたぁ。(^^)
by まなてぃ (2010-03-26 18:34)
shinさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-30 21:24)
komoさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-30 21:24)
ponchiさん、ご訪問&nice どうもありがとう。(^^)
by まなてぃ (2010-03-30 21:25)