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南極料理人 [映画感想 な行]

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映画タイトル:南極料理人
初公開年月 :2009/08/08
監督: 沖田修一
脚本: 沖田修一
出演:  堺雅人  生瀬勝久 きたろう 高良健吾 豊原功補  
     古舘寛治 小浜正寛 黒田大輔 他 

<映画ONLINE参照>

日本からはるか14,000キロの彼方、平均気温マイナス57℃という過酷な場所に建つ
南極ドームふじ基地。ここに、観測隊の一員としてやってきた西村淳の任務は、
総勢8名の男たちの食事を用意すること。日本に残してきた妻と8歳になる娘、
そして生まれたばかりの息子のことが気に掛かりながらも、腕によりをかけた料理で
男たちの胃袋を満たしていく。
とはいえ、食材は豪華でも新たな調達のきかない最果ての地で、
日々のメニューに変化を付けるのは至難のワザ。
おまけに、想像を絶する過酷な生活で隊員たちの疲労とフラストレーションも
ピークに達していくが…。

※以下からネタバレ必須です。※


■2009.08.23(日) 本日の一言■

先日、大阪から帰郷している小学校時代の友人と『南極料理人』を観にいってきた。
現在、彼女は堺雅人に夢中で、是非この映画を観たいとのこと・・で、
お供をすることにした。(^^;)

さて。この映画とっても感想を上げるのが難しい。(--)

出演する俳優人は堺雅人を含め超?一流の名助演俳優の皆様ばかりなので、
演技について、どうこう文句をつけるところなど一切ない。
しかし、役どころが学問や仕事のために南極へ来ている、タダのおじさん!の
平凡!な生き方をこのうえなく彼らは真剣に演じているために、
世間で大勢いるオジさんが!99%の時間とスクリーンを占拠し、
観客は日々のプププ笑い悲喜こもごもを楽しむわけである。(^^)

下にあるのはyahooの宣伝用の写真なのであるけれども、

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これ『南極料理人』の映画の宣伝写真と言われなければ、
遠めから見てしまうと、意外とみんなは(私も含め)
彼らが芸能人であることを見抜けないんじゃあなかろうか?(汗)

もちろんタイトルは『南極料理人』であるわけだから、
彼らの食べる日々のご飯のシーンは何度も何度も出てくる。
それは家庭料理の代表でもある

おにぎりと豚汁。だったり。
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(^^)おいしいですよねぇ。私も大好き!
零下-57℃の中で肉体労働をしたら、もうモノも言わずに
貪り食べること間違いなし!( ̄  ̄)b゙ネッ!!

そして変わりダネてきには、伊勢エビのエビフライとか。(--;;)

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物語の中で、ここにいる8人の男たちが熱望したゆえに
作られた献立であるけれども、えーー!伊勢エビはやっぱり刺身とか・・(--)
澄まし汁にすり身を上げたものを浮かべるとか、せめて味噌汁!にして欲しい!と
私も堺雅人演じる西村料理人と同意見だったのだが、8人の男たちの熱意に負けて
出来上がった料理らしい。味はあまり・・よろしくないようですよ。(^^;)


そして朝から豪勢に蟹とか。
でも朝から蟹が出てきた理由がわかると、あまり喜べなかったり。(^m^)プププ

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それを黙々と食らうんだよねぇ。
たいした会話もせずに(^▽^)ハハハハハ
それは女8人が集まるのとは対照的な世界でおかしい。

で、この映画、食事以外の隙間を埋めるモノは、
南極ゆえの小さな苦労や生活のヤリクリや、中年男の小さな家庭の悩み・・悲哀・・
フラストレーションの発散方法・・
あ・・このおじさん団体の中に青年も1人いましたね。
彼は青年らしく恋愛の悩みなんぞを抱えていたりするのだけれども、

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そういったモノがクスクス笑いをする程度のエピソードとして、
同じテンポで永遠と語られるのだ。

クスクス笑いはいい。楽しい!私も笑った!

しかし!
初めこそは、そのテンポも悪くないものなんだけれども、映画や脚本になれてくると、
次もきっと似たような笑いが来るんだろうな・・という、先読みができるうえ、
ソレに飽きとえいばいいか、俳優こそ変われど、やってくる笑いの感じは
また同じなんだろう。<(; ̄ ・ ̄)=3 フゥ…という満腹感がでてきて、
もっと別の味わいが欲しいなぁ・・とか思ってしまうのだ。

だから、このラーメンの逸話も、おいしそうだなぁ・・とは思ったけれども、

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その反面でいつまでコレが続くのかなぁ・・そろそろエンディング流れてもいいよ。
という気持ちが、私はめぐっていたのだ。

うーん。面白いのだけれども、私は最後は飽きてしまったのだ。

わざわざ映画館の大スクリーンで観るモノでもないような気がするし、
2時間もグダグダとやるほどでもないような・・。

でも今、yahooの映画サイトで『南極料理人』のレビューを
チラリと見てきたけれども、けっこう評価が高いし面白い!と書いてある。

本当に面白かったの?みんな??私だけ飽きてしまったと感じたのか?orz...トホホ

俳優の演技に文句をつける気は毛頭ない。
みんな味のあるオジさんでした!見事でした。(^^;;)

しかし映画を観終えて残ったものは、
好みの味でない伸びたラーメンをお腹いっぱいに食べたような
軽い胃もたれとにたような味わい・・と、私は感じましたがぁ。(泣)

まぁ・・堺雅人ファンは嬉しい作品だ。
他の出演者の演技も花丸もの!(これは認める!)。
たんたんとした物語が好きな人には、
たまならい映画だろう。

私には向いていなかったみたいだ。
というわけで今回は感想も短め。おしまい!である。(^^;;)

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コメント 7

komo

堺雅人はどらま『エンジン』で演技のうまい俳優だと感心しました。
そして関心を持つようになりました。
by komo (2009-08-23 22:26) 

まなてぃ

komoさんnice&コメントありがとうございました。
堺雅人さん、すごい人気ですよねぇ。
そういえば、『エンジン』にも出ていました。
塾の先生みたいな役でしたっけ。冷淡な演技もうまいですよね。
by まなてぃ (2009-08-25 21:40) 

まなてぃ

NOBUさんniceありがとうございます。(^^)
by まなてぃ (2009-08-25 21:41) 

komo

小雪さんに恋する、みなしご施設の先生役でした。主演 キムタク。
by komo (2009-08-25 22:36) 

まなてぃ

komoさんコメントどうもありがとう。

そうでした!みなしご施設の先生!
私はこのドラマ、観ていなかったのですが、
この『南極料理人』を一緒に見に行った友人は、
『エンジン』のストーリー展開が面白くなかったらしく、
一緒飲んだときにですね、

「どーせ最後は小雪がキムタクに惚れてしまうんだよ、
キムタクっていったい何!あんな男どこが、いーんだろっ?」

と息巻いていたのを思い出しましたね。(笑)
by まなてぃ (2009-08-29 09:33) 

のんたん

こんにちは~~
今、突然日本に帰ってきまして、南極料理人も見に行ったんですよ♪
見た映画は外さない(基本的に何でも楽しい、ストライクゾーン広し・・・)
の私としては、けっこうお気楽に楽しめましたよん^^
堺雅人、今好きだからかなあ!?あの飄々さがよかったです!!


by のんたん (2009-09-01 16:56) 

まなてぃ

のんたんさん、コメント&ご訪問、ありがとうございましたぁ。

おおおお!日本に今、戻っているんですね♪
どうですか?今年はちょっと涼しいくらいで
気がぬけてしまったのではないでしょうか。

南極料理人、私も最初と中盤くらいまでは、けっこう楽しめたのですが
ちょっと長かったかなぁ・・・・もう少しコンパクトに作ったほうが
集中して楽しめたような気がします。

堺雅人!今、旬な俳優さんですよねっ。
どんな役でもこなし、これから先がひじょうに楽しみです。
彼にはガンバッテもらいたいですね。(^^)v
by まなてぃ (2009-09-02 16:28) 

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