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ターミネーター4 [映画感想 た行]

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映画タイトル:ターミネーター4
初公開年月 :2009/06/13
監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカトー マイケル・フェリス
出演:クリスチャン・ベイル サム・ワーシントン アントン・イェルチン 他

■2009.06.07(日) 本日の一言■

昨日、時間もあったし、かねてから公開を楽しみにしていた『ターミネータ4』が
先行上映されるということで観にいってきた。

さて、この『ターミネーター』シリーズ(と言ってもいいよね。)は
好きなシリーズではあるものの、前回の『ターミネータ3』は映画館へ観にいっていない。
実は予告編を映画館の大画面で観たときに、シュワルツェネッガーのあまりの老いぶりと
主役となるジョン・コナー役の俳優が自分(Part2)のイメージから、かなり!かけ離れた
ドンくさい姿だったのがショックで(@@)


何故に左の少年が右になるのじゃ?
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これは観にいかぬほうが良いと判断し、レンタルで観たのだった。
結果はレンタルで観て大正解だった。(ターミネーター3が好きな人ゴメンヨ)
ようは、物語的に、個人VSターミネーターというプロットには限界がきていて
マンネリ感を覚える上に、
シュワちゃんが、年寄り仕様のターミネーターに成り下がってしまっているので、
レンタルして格安で見ているにもかかわらず、私は鑑賞中のあいだじゅう、

これは!あかん!あかん!あかん!あきまへん!
やめぇ!やめんかいな!痛々しすぎる。(--;;) と連呼せずには
いられなかった。

(あ・・でも、ドンくさいと思われたジョンを演じる、ニック・スタールは
思っていたよりも、演技がうまかったのは予想外。(汗))

で、『ターミネーター3』を見終えて思ったことは、
初登場こそあんなに素晴らしかった『ターミネーター』はもう終わったなぁ(涙)
こんなことなら、3なんぞ製作せずに『ターミネーター2』で、あの余韻のまま!
終わって欲しかった(TT)というガッカリに包まれたのものだった。

ところが・・あれから数年がたち

『ターミネーター4』が製作される!というのをWebで知り、
懲りないな・・まだやるんか・・(ノ_-;)ハア…と半場、呆れていたのだ。が!
映画館で『ターミネーター4』の予告編が、頻繁に流れ出すと

あれあれ・・(  ゚ ▽ ゚ ;)アレーー!! これはちょっと観ても、いーかも!
という気分になり。(^^;)
(こういう客がいるから、予告編は本当に大事ですね。)

さっきまで書いたコキオロシたことなど、コロリ!と
忘れて、いそいそ!と映画館へでかけたのである。

というわけで、まぁ・・前置きはこのくらいで・・
まずは、あらすじ・・そして感想をアップする。

あらすじから。<映画ONLINE参照>

2018年。
スカイネットが引き起こした“審判の日”をかろうじて生き延びた人間たちは
抵抗軍を組織し、大人になったジョン・コナーもその一員として
スカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。
そんなある日、ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会う。
彼は過去の記憶をなくしており、脳と心臓以外すべて機械化されていた。
それでも自分は人間だと主張するマーカスに対し、敵か味方か判断しかねるジョン。
しかし、将来彼の父となる少年カイル・リースに身の危険が差し迫っていることを
マーカスから知らされ、ジョンはある決意を固めるのだが…。

※以下からネタバレ必須!ですっ!※


さてさて。

やはり過去からの伏線が、『ターミネーター』には似合うのか、
今回の映画の始まりも、審判の日より以前の過去からスタートする。
とはいっても、
まず出てくるのは、男の死刑囚のようで、もうごくわずかで死刑が執行されるのを
待つばかりの状態らしい。
死刑執行後に身柄を献体にだすよう、さかんに勧める女。
彼女のキスと引き換えに献体にサインする男・・・。
彼の運命はいかに、と、予告編やあらすじを知らぬ人に匂わせて映画は先へと進んだ。

次のシーンは、あらすじのとおり審判の日を終えて、
人間VSスカイネットの戦争状態から始まっており。
あれほど繁栄をきわめていた街並はすっかり崩れ落ち、瓦礫と可した砂漠のような世界で
人間が死闘し、スカイネットはさほどの痛手はこうむっていない様子。(^^;)

それにしても、
スカイネット!って製造しているのはターミネーターだけじゃなかったのね!
と私は感心するありさま。(笑)
しょっぱなは、軍事飛行機であることはもちろん、中盤にはバイク型ロボット!
しまいには川にも生息するピラニアと海蛇を足して2で割ったような
凶暴なロボットたちが、ウヨウヨと出てくるのである。
すさまじい製造ぷりである。

で、それに立ち向かう抵抗軍の1人として存在するのが
クリスチャン・ベイルが演じる、ジョン・コナーですな。

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いやはや、今度こそ自分の理想通りのジョン・コナーがでてきてくれて、
私はとっても嬉しい。(^▽^)ウヒャヒャヒャ!
バッド・マン(作品名:ダークナイト)の頃よりも格段に!格好よく私は見えましたが。

どうやらこのときは、抵抗軍の中でも信頼は得てきてはいるけれども、
カリスマ的な指導者!とまでは格があがっていない様子。
ここからいかに彼が、ゲリラ化している民間人からの信頼を勝ち得ていくかが、
小さなエピソードではるけれども、映画の中で語られるのは、嬉しい限り。

そして今回のキーになる人間の心臓と脳を持った新型ターミネーター。
マーカス・ライト(罪を犯し死刑を執行され、スカイネットに献体をした男)を
演じるサム・ワーシントン。

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これは今までにない設定じゃん!(^^)と喜びもしたけれども、
予告編でけっこう大きくこの男の設定をバラしてしまっているせいで、
彼が己はターミネーターだった!と知って絶望の声を上げるシーンの効果が薄まって
しまったのは残念な限り。
もう少し、うまく予告編を作っておけば、彼の悲しみも大きく表現できただろうに。

そしてこのターミネーターである彼を愛してしまう抵抗軍の女。

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ターミネーターに恋するという設定も目新しい。
この『ターミネーター』シリーズにでてくる女性やラブシーンは秀逸でいい。
このシリーズに弱い女はいらない。(笑)

そしてこの映画のキーパーソンとなる少年!
ジョン・コナーの将来的に父親になる運命を背負った
カイル・リース(写真左の男の子ですな。)
この少年も可愛かった!(^m^)

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『ターミネーター4』は1から3を観なくても楽しめるように作ってはあるけれども
カイル・リースの存在だけは、今までターミネーターを見ていなかった人は
映画を観る前に、それを知っている人から、あらすじを聞いたり、
Web等々で調べて認識していたほうがいいかもしれない。

何故、カイル・リースがこうまで抵抗軍にいるジョン・コナーに重要視され、
決死の覚悟でスカイネットに捕らわれの彼を救いにいくのかが、
この4だけの説明じゃ今ひとつわからんような気がする・・

まぁ・・映画館にいる人のほとんどは、彼が何者であるかを百も承知で
この映画を観ているだろうけれども、まぁ念のために、世の中は広いからねぇ。

そして次に大きく感じたことなのだが、この4に出てくるターミネーターどもは、
全体的に!弱っちくないかぁ!( ̄‥ ̄)=3 フン ということである。

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まぁターミネーターの体に人間の皮まがいのものが、かぶっていないことは、いいですよ。
だって、全部のターミネーターにシュワちゃんの顔がついて、ゾロゾロとでてきたら
それはもうシリアスな映画ではなくなって、ただのお笑いになってしまうから。(^^;;)
しかしね、その戦闘シーンにでてくる、いずれはシュワちゃんのターミネーターになる
骨組みだけの連中が、あまりに弱い!
少年であるカイル・リースですら、彼らにそんなに労せず、智恵を使って
勝ててしまうんだから。ヾ( ̄o ̄;)オイオイ

あの『ターミネーター1』に出てきたシュワちゃんの威厳と凍てつくような怖さは
いったいどこにいってしまったんだろおぉお?(@@)

あ!Part1にでてくる、ターミネーターはもう特別製のもの!! だったの?
まだカイル・リースがジョン・コナーの母上を守るために
過去に送られるまでは時間があるから、今は!ボロいのか?

で、今回でてくる骨組みだけのターミネーターは量産型!
もしくはベーター版のターミネーターだったのか!!。(^^;;)

とにかく弱い!弱い!弱いんだよ。だから気楽に観れる部分もあるのだけれども
人間型のターミネーターであるマーカス・ライトがジョンを守るために
倒されちゃったときには
あれっ?・・人間型のターミネーターってやっぱりスカイネットから指令された
使命が違うから、ことのほか弱い作りなんだ。(^^;;)と妙な感心をしたり。

それともう1つ気になったのはだ。
スカイネットから抹殺命令がでている人間の
第一候補が カイル・リース(ジョン・コナーの将来は父となる人) となっており
第二候補が ジョン・コナー(カイル・リースの息子) になっているわりにはだよ、
スカイネットのコンピューターはカイル・リースを認識しているのに
なーんで、さっさとカイル・リースを殺してしまわないのだよろう。
ジョン・コナーに対するスカイネットの扱いも同じなんだよね。
ほぼ手中に入れておきながら、モタモタしていると感じた。
(オイオイお前はどちらの味方じゃ?)

確かに主人公が死んでしまっては、元も子もないのはわかるのだけれども、
これでは、あまりにもスカイネットはおバカさんすぎるような気がしたのは
私だけ?(汗)。

まぁこういうわけで突っ込みどころは数々あるけれども、
今回のターミネータ4は、3なんぞに比べれば、
新たな物語を映画の中に注入して
テンポも勢いもよく、復活!そして再生してくれたと私は感じた。

次回、5はどーするんだろぉ。
よもやこのまま終わりにするにはもったいないような気もする。

来週の土曜日6/13から全国一斉ロードショー。
エンターテイメント、満載!で、カップルでも友達同士でも
楽しく観れる作品になっているので、みなさま是非に。


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コメント 4

のんたん

クリスチャン・ベールなので(?)、なかなか違ったものとして楽しめそうだなぁと思っておりました。
機械モノが基本的に好きではないので、あまり興味がないのですが、クリスチャン・ベールなら・・・・
なかなかこの「4」は見ごたえがありそうですね。
私は「3」は見ておりませんが、「1」のターミネーターの怖さといったらなかったですね。「ホッ助かった・・・」と思ったら、まだ立ち上がるんですもの。心からゾーーッとしましたよ。マイケル・ビーンもかっこよかったですしね。
うん、あれは面白かったなあ・・・
機械モノといえば、来週公開のトランスフォーマーが気になったりしています。いい映画館でいい音響で見たいなあと思ってます。いやはや、いい映画は楽しいですね。
by のんたん (2009-06-11 01:14) 

noric

ご無沙汰しております。
by noric (2009-06-11 17:50) 

まなてぃ

のんたんさん、こんにちは。
コメント、どうもありがとうございます。(^^)

>クリスチャン・ベールなので(?)、なかなか違ったものとして楽しめそうだなぁと思っておりました。

エヘヘヘそうですか、クリスチャン・ベールのファンでしたか?

もうはっきりいって、ターミネーター4のクリスチャン・ベールは
本当に格好いいですよ♪(大絶賛!)
なかなか、私は彼の格好良さに気づかなくて、
『ダーク・ナイト』のときに、随分とあかぬけしたなぁ・・クリスは・・
と思ったくらいでしたが、もう今回のジョーは、格好いい!と
本当に納得しましたね。

>、「1」のターミネーターの怖さといったらなかったですね。「ホッ助かった・・・」と思ったら、まだ立ち上がるんですもの。心からゾーーッとしましたよ。マイケル・ビーンもかっこよかったですしね。

マイケル・ビーンは本当に格好よかったですよねぇ。(^▽^)
私も大好きでした。最近めっきり姿をみなくなって寂しい限り。
また『ターミネーター1』を観たくなりましたねぇ。

そして『トランスフォーマー』。
実は、私もこれを来週観ようと思っております。
のんたんさんお薦めの作品だったことも覚えてますよ。
昨日レンタルで『トランスフォーマー1』を借りようと思っていたのに
皆、思うことは同じで全部!(@@)貸し出し済み。ショックでしたね。

ではまたそちらにも遊びにいきます。よろしくです。
by まなてぃ (2009-06-13 17:45) 

まなてぃ

>noricさん。
本当にご無沙汰しています。(^^)
そちらの記事でW杯についてUPしていたので、
思わず懐かしさもこめてコメントしてしまいました。

またそちらにも、遊びにいきます。よろしくです。(^^)
by まなてぃ (2009-06-13 17:47) 

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