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カーズ [映画感想 か行]

ディズニー・ピクサー カーズ オリジナル・サウンドトラック

ディズニー・ピクサー カーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, シェリル・クロウ, チャック・ベリー, ラスカル・フラッツ, ブラッド・ペイズリー, ジェイムス・テイラー, ザ・コーズ
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: CD

映画タイトル:カーズ 
初公開年月 : 2006/07/01
監督: ジョン・ラセター
脚本: ジョン・ラセター
声の出演: オーウェン・ウィルソン ポール・ニューマン ボニー・ハント 他
   

■2006.7.5(水) 本日の一言■

昨日は久しぶりに、有給休暇を利用して、
映画館で映画を観てきた。
映画は、ピクサー社 製作のアニメ「カーズ」である。

まずは、あらすじから

描かれているのは、クルマたちが人間と同じような人格を持ち、
生活を営む、クルマの世界。
ピストン・カップという車のレースに新人天才レーサーと、もてはやされるのは、
赤いスポーツカーのライトニング・マックイーンである。
彼はレースの腕こそ天才的であるが、性格は我儘で自己中心的なお調子モノ。
そんなある日、マックイーンは他のライバル車2台と同時1着を手にいれる。
そして次のレースが、本物の優勝者を決定する大会となった。
勢い込んでマックイーンはレース会場への移動し始めるのだが、移動車の
些細な事故から自分だけが、小さな田舎町に迷い込んでしまい、焦った挙句、
その街のメインストリートを破壊してしまう。
小さな街に足止めを食らった、マックイーンを待っていたのは、
裁判と「壊したメインストリートの修理を行うこと」いう判決である。
早く道路を修理しレース会場に戻りたいと焦る、マックイーンだったが、
街に住む風変わりな車たちと関わるうちに、彼らに対し 初めて友情という
感情を抱きだすのだった・・

さて感想である・・
★以降、ネタバレしていきますよ★

ディズニーのアニメ映画であったので、てっきり子供向けの映画と信じて
観にいったのだが、観終わっての第一感想は、この映画は子供が観ても
あまりおもしろいとは思わないだろうなぁということだ。
見捨てられてゆく街の悲しさ、その街を再び灯りのともる活気あふれる街に
したいという車たちの願い、栄光から一気に挫折した元レーサーだった
老人車が吐く「優勝カップなど、ただの空っぽのカップなだけだ」という
苦い台詞など、どうやって、子供が理解することができるのだろう?と
思うものばかりだった。明らかに、この映画は大人が観たほうが、楽しめるし
案の定、私の後ろに座っていた小学校低学年らしき子供は「まだ続くの?
いつ終わるの?」などと「つまらない」と言わないまでも、飽きた・・という
感情を口にしていた。うーん・・そうだよねぇ。寂れた街の悲しさを知る子供は
まず、いないだろうし、優勝カップは子供たちにとっては、楽しく誇れるモノで
あって、それが挫折になった時、ただの空っぽのカップになることなど夢にも
思わず生きているだろう。また逆に子供のうちから、この映画の街の寂しさや
老人車のいっていることが、わかるなぁ。などと呟かれた日には、私のほうが
「えぇえ!あんたら、わかるんかい?」と目を回すことになるだろう。(@@)

物語は自体はアメリカ映画に、よくありがちなお話ではある。
自分の実力に自惚れて、周りがみえなくなった若者が、試練をへて仲間に助けられ、
世を悟った老人に救われたり、彼女ができたりして、成長し、再びカムバック!
その物語を人が演じるか、アニメで愛らしい車が演じているかの違いだけである。
まぁでも、明るい気持ちになって映画館をでてくることはできる。マックイーンは
優勝できなかった(優勝してたら、感想で、甘すぎ!と私は文句をいっていたかも
しれないが・・)が、代わりに得た成長の証も盛り込まれていて、「フフ成長できて
マックイーンよかったじゃない」(^m^)と含み笑いでエンディングを迎えられた。
ケチをつけるとしたら、中盤が少し長く感じたかな・・長くとも、100分くらいで
まとめて欲しかった。

次に声優の感想である。
声だけだったので、すぐに、この役がこの俳優とリンクはしてこなかった。
老人車の声優が、ポール・ニューマンがやっていたということは
知ってはいたが、声だけでは彼だと理解するのは難しかった。(^^;;;)
「ハスラー2」でも見直さなければ、声の確認ができないほど、彼の声は
ウロ覚え・・

サリーというマックイーンの彼女の車の声を担当したボニー・ハントという
女優に関しても、検索して初めて、「グリーンマイル」にでていた、
トム・ハンクスの女房役だった人と知り、はて・・こんなに、色っぽい声を
してたっけ??( ̄ー ̄?)..??アレ?? と思うほどである。

おまけに主役のマックイーンの声にいたっては、オーウェン・ウィルソン
とは、私にとっては、どちら様??という俳優さんである。

全員、感想がのべられない。役には、ピッタリきていたけれど、それ以上
今のところ何もいうことはない・・が正直なところだ。

最後のまとめとしては、「カーズ」は、明るく!前向き!感動もあり!&どちらかと
いえば大人向けアニメーション映画。 成長青春王道映画がお好きなかた、
カーレースをアニメで楽しく(飽くまで楽しくですよ)観てみたい!という人に
お薦めだと思う。 
私は見終わって、清々しく映画館をでてこれました。(^^)ハイ。


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コメント 2

こんばんは。友情をテーマにした話自体は結構ベタですけど、いかにもディズニーの好きそうな感じですよね。若干長めに感じたのがマイナスかな。それにしても、森の臨場感とか、車のボディの輝きとかCGはますますリアルになったなあと感心してしまいました。
by (2006-07-05 20:23) 

まなてぃ

>katoyasuさんNice&コメント&TBありがとうございます。
レスが遅れてしまい!本当に申し訳ないです。
私が見落としていました。本当にすみません。m(_ _;)m
物語はベタなのに、キャラクターの愛らしさで、最後まで
観てしまう映画でしたね。
森の臨場感、車のボディにうつる風景など、CGは確かに
美しく、凄かった。次はもっと進化するんでしょうね。
by まなてぃ (2006-07-15 18:53) 

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